What's New
2004/10/17
結局ブログ、始めました(笑)先月、ブログどうしようかな?と考えてましたが、案ずるより産むが易しであっという間にできました。いろいろ見てまわった結果、gooとexciteに絞られて、両方に作ってみました。gooは携帯でも閲覧可能なのですが、すでにchampclairのIDが取られていて、機能もどうも納得いかない。結局、exciteにしました。さらにこれを機に、トップページにGoogleによるサイト内検索も追加。意外と簡単にできたのはいいが、やはり網羅はできないのね。弱小サイトのつらいところ。ブログの方は、やっぱり更新が楽ですね。
しあんくれ〜るのウェブログ(exblog) → http://champclair.exblog.jp/
2004/09/27
親に似たか?人見知り今日は京都時代の友人カプルが我が家をご訪問。ベビーを見にきてくれたのだけれど、まだ6ヶ月だけあって最初は人見知り状態。それでも3時間もたつと打ち解けて、いつもの通りスパークしてご機嫌な我が子。で、彼らはいつ一緒になるのだろう?とか思ってしまう自分がすでにオッサンだな〜と感じてみたり。
今日は超がつくほど久しぶりに"musik"を更新。グルダのモーツァルト弾き振り〜20番&23番です。これからはこれくらいの短さにしようかな。
2004/09/26
ブログ(weblog)を考える?前回の更新で少し書いたこと。ブログの開設。あれから某トータルサイトに行ってとりあえず登録だけして、あとは記事を書き込めばいいところまで来たのだが、ちょっと待て。
ブログを知ったのは春頃だったか。たぶん言葉としてはもうちょっと前から知っていたと思うが、かつてホームページを運営していた友達たちは次々とそのページを閉鎖し、親しい友達で今もホームページちゃんと持ってる奴って・・・いない。正直言って、我々の年代(というか、自分のまわりだけ?)って、ネットにはちょっと飽きが来ている。だから話題にものぼらない・・・ブログなんて。しかし、近頃私がリンクを張っている老舗?ホームページのなかには、ブログを始めてる人も多い。ちょっとブログについて調べてみると、ホームページより簡単に更新できるし、カテゴリ分けや、検索、他のブログや検索サイトから訪れる人も多く、コメントだって残せる。そこでこれはすばらしい、ということで作ってはみたものの、やっぱりホームページとは違うんだな。まず、一番気になっているのは所詮間借りであるということ。間借りと言ったら何だが、ホームページが一軒家だとしたらブログはマンションのような気がするんです。ホームページは自分のパソコンで作って、それをウェブ上にアップするから、ウェブが飛んじゃっても自分のマシンにはデータが残っている。公開前でもあとでもいろいろ試行錯誤もできる。でも、ブログって所詮ネット上の掲示板にすぎず、飛んじゃったらそれっきりのような。うまく言えないけど、自分の手元にすべてがないような気がする。これってちょっとブログの技術を見誤ってる?もし間違いだったら恥ずかしいけども・・・。結局、少し便利で楽だけど、ホームページでもできることがほとんどだと思う。以前、What's New!を掲示板にして、その掲示板運営会社が撤退した時、それまでのデータの扱いにすごく困ったので、しばらくは今のままのホームページでいこうかな。
けれど、まだ悩んでます。来週になったらブログ始めてるかもしれない・・・。それでも今のところは、パスなのかも。ただ、このままだとどっちみち各コーナーはインデックス作りが面倒で休業状態になってしまうので、どうにかしないといけないな、とは思うのですが。
2004/09/21
バカバカしい?モーツァルトが嫌いだった。どの曲を聴いても明るい。あっけらかんとしすぎていて聴くに堪えない。たまにある短調の曲や楽章は、大袈裟だったり、狙いすぎのように聴こえて、なかなか好きになれなかった。最近知ったことだが、某掲示板でも私と似たような意見は多く、自分だけではなかったんだ、と自分の天邪鬼な性分だけが理由ではなかったのだ、と安心した。
事実、クラシックを聴く友人にもモーツァルト嫌いは多い。そもそも嫁さんもモーツァルトの明るさが嫌いだ。クラシックのリスナーは、有名曲を聴いたり、映画やテレビなどの挿入曲がきっかけだったり、家族や友人の誰かがよく聴いていて、耳慣れてクラシックという音楽を聴き始めるように思う。そういうクラシックの入門者にとって、聞き始めがモーツァルトである場合を除いて、モーツァルトとはどういう存在か、ということを考えると、「モーツァルトはクラシックのなかでは基本中の基本」だからとりあえず聴いてみる。ん、なんか明るすぎる、あるいは基本っていうわりにはよくわからん、ということで「俺(私)にはモーツァルトはあわない。」となり、聴くのをやめてしまう。入門時に一度そういうレッテルを貼ってしまうと、なかなか聴くことはない。ブラームス、チャイコフスキー、ラフマニノフ、マーラー、ブルックナー、シェーンベルク、クセナキスを聴くようになって、クラシックを聴き始め5年。ここまできて「モーツァルトは聴いたことありません」では恥ずかしいから「モーツァルトはね、明るすぎて僕には合わないんですよ」と言うしかない。似たような事象はベートーヴェンの場合もあるし、旅行好きにとってはディズニーランドや日光のようなテーマパークや有名観光地の場合もある。私なんか、そんなんばっかである。全都道府県を回っておいて今更「日光も箱根も富士山もハワイも行ったことない」では恥ずかしいから「あーゆう観光ずれしたところは行く価値がないんですよ」などと天邪鬼なことをいう。話がずれたが、要するに「クラシックの基本中の基本(実際はぜんぜん基本じゃない)モーツァルトなんてばかばかしくて聴いてられない」というのが聴かず嫌いの理由のような気がする。
モーツァルトは本当に基本中の基本か?私はクラシックを本格的に聴き初めて10年たつが、ごく一部の曲を除いてモーツァルトは聴いてこなかった。最近ある理由で頻繁に聴くようになったが、聴き始めて思うのは「なじみやすい曲も多いが、奥が深く、なかなかとっつきにくい曲も多い」ということだ。どの曲も明るく、似たようにしか聴こえなかったが、心を白紙(?)に戻して聴いてみると、どれもまったく違う。やはり、モーツァルトは天才だった。10年かかってようやく気づくあたりが、私が凡人たる所以だなあ、とため息つくしかない。
回りくどくなったが、最近モーツァルトばかり聴いている。特に協奏曲。ピアノ、ヴァイオリン、ホルン、フルート、ハープ、クラリネット、オーボエ、バズーン、よくもまあ、こんなにいろんな楽器の協奏曲を短い人生で何曲も作ったと思う。子どもが生まれ、騒がしい曲は聴けなくなった。自分としては聴きたくても、子どもをびっくりさせたり起こしてはならないので聴けない。電車のなかでも寝不足がちなので騒がしい曲は聴きたくない。結局モーツァルトが消去法的に残ったのだが、それがモーツァルトを聴くきっかけになった。少々ひいき目だが、モーツァルトの曲はどの曲も洗練されており、疲れることがない。しばらくはモーツァルト浸りになりそうだ。
子どもと言えば、このページも子どもができて以来めっきり更新しなくなった。前述の通り、モーツァルト以外の?音楽をスピーカーで聴くことが事実上できなくなった、というのと、旅行もできる状態ではないというのが大きな理由だが、平日も朝5時に起き、朝6時に家を出て、2時間以上かけて職場に着き、7時まで仕事して、家に着いたら9時過ぎ。夕飯と風呂に入ったらもう寝る時間、休日は休日で平日にできない子どもの世話するようになれば、更新できないのも無理はない。しかしこのままというのもなんだかなーとは思っている。もっと手軽に更新できる「ブログ」っていうのがあるのはどこかで耳にしている。保存面でどうなんだろう?そのうち目途がつけばよいのだが・・・
2004/05/17
夕暮れあとの後楽園にていよいよ子どもが生まれて2ヶ月たち、里帰り先から我が家へと。2人が3人になって、『家族』がスタートしました。相変わらず私は東京へと長距離通勤なのでなかなか協力できないところがありますが、たぶんそんなことは考える暇もないほど子ども中心にしばらくは動いていくんだろうな〜と思います。
さて、先日、久しぶりの独身生活を謳歌していた(といっても仕事が忙しく、それどころではなかったが)とき、仕事帰りに後楽園遊園地に寄ってみた。小学校の修学旅行が、ここだった。と言っても、今ではそんな名前じゃなくて、Tokyo Dome Cityという東京ドームを中心に、遊園地や、ショッピングゾーン、ボーリング場などが複合的に結びついた一大エンターテイメント施設に生まれ変わっている。そんな場所に何をしに行ったのか?
高校の頃、よく聴いていた女性シンガーがいた。加藤いづみ。最近、自分に子どもが生まれてから、不意に聴きたくなったのだ。あの頃聴いていた歌手は、すでに引退してしまったとか、結婚して普通の主婦になったとか、作家になって、もう歌は歌わないとか、そんな人が多かった。久しぶりにネットで検索して今でも歌ってくれていたのは半分以下かもしれない。久しぶりに彼女のCDを聴いて、今でもぜんぜん色褪せてないことに驚いた。調べてみると、今でも歌っている。もう10年もたつけど、それほどの時間を感じさせない。一気にあの頃を思い出した。高校の頃は、好きな女の子もできなかったし、結局彼女のラジオを楽しんで聴いていたし、受験が目の前で、青春っていうと、彼女の曲って感じがする。週末にTokyo Dome CityのRaQua(ラクーア)にある野外ステージで歌うらしい。なんだか、一目会いたくなった。
そんなわけで、その日は仕事も早々に終わったので、ここに出かけたのだ。地下にない地下鉄後楽園駅に着いたのは開演15分前の午後6時45分。ステージはRaQua(ラクーア)というショッピングモールに囲まれた広い中庭の中央にある。ジェットコースターがラクーアの真横真上にせり出して、数分おきに、轟音と叫声を連れてくる。ステージ前のベンチに座り、やがて、開演。初めて見る加藤いづみはとてもキュートな方でした。ギターと、彼女の歌だけのシンプルなステージ。夕暮れが終わった深い青色の空と、ステージ裏の水の香りとジェットコースターの音と叫声、そしてそれを取り囲むショップと歩いていく人の声、とにかくいろんなものが五感を通じて彼女と観客に影響して、現実なんだけど得がたい雰囲気のなか、歌声を聴くことができた。透明できれいな声だけど、CDで聴くより、ずっと声に力があって、見た目普通の人なのにどこか光を持っていて、行ってよかった、と思いました。
で、最後にサイン会&握手会があるっていうので、もう妻子持ちっていうのに参加してきちゃいました(爆)。「今度はライヴにも来てくださいね」っていういづみさんの言葉に緊張して握手するの忘れそうになりました。それにしても、タスミン・リトル以来、我ながら最近ミーハー度がじわじわ上がってきてるなぁ。でも、こういうのって嬉しいもんですよね、ね、ね(と同意を求める(汗)。
最後に、最新のCDを新幹線のなかで聴いて感じたこと。やっぱり、あの頃とは違っていました。ただ、それが「かわっちゃったなぁ」っていうんじゃなくて、こんな世界を持っていたんだ、と感じられたこと。むかし聴いてたシンガーが、今も歌っていて、今も前に向かっているって、ファンとしては嬉しいことです。静かに走る新幹線から、流れる夜景にぴったりはまる音楽でした。
『 romeo 』 加藤いづみ (g-strings records / FQCA 1001)
2004/04/11
エルガー:ヴァイオリン・ソナタのページ、オープン!近況を伝えようかと文にしたらどうも取り留めないので箇条書きしようと思う。
・子どもが生まれました。自分に似ているところがあるのでかわいいです。
・年度末で仕事が超忙しかったです。
・4月から上司が変わりました。1週間しか経ってないけどどうもぎくしゃく。
・近所に大きなショッピングセンターができました。もうしばらくこの街に住んでみたい気になりました。
とりあえずこんなところ。をぉ!4行で書けちゃった。さて、そんなわけでエルガーのヴァイオリン・ソナタのページもほとんど進んじゃいませんが、いつまでもアップしないのもよろしくないので工事中のところはそのままにオープンすることにしました。今までのページの枠に入れたくなかったので独立型のページにしています。
エルガー:ヴァイオリンソナタのページ → Elgar's Violin Sonata 個別の演奏紹介は書きかけのものが半分以上ですが、少しづつアップしていきたいと思っています。いくら好きな曲でも同じ曲ばかり繰り返して聴くのはつらいものだし、そんなことでこの曲を嫌いになるとも思えないけれど、なるべく仕事っぽくしたくないので、気長に見てやってください。
2004/02/09
演奏会三題エルガーのヴァイオリン・ソナタのページを作っているため、まったく更新されていない状況が続いている。美術館で例えれば、建物はできあがって、内装も終え、絵も運び込んだのだが、まだ絵のタイトル板や解説板が完成していない。ここが一番骨の折れるところなのだ。
年が明け、3件ほどコンサートに行ってきた。まずは、1月18日に錦糸町のすみだトリフォニー・ホールで開かれた群馬交響楽団・高関 健指揮・米元 響子(ヴァイオリン)のチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、ショスタコーヴィチ:交響曲第10番の演奏会。地方都市オーケストラ・フェスティバルと銘打った一連のシリーズの今期第一弾だ。協奏曲の方はコメントを避けるが、ショスタコーヴィチはなかなかだった。群響は個人的にも注目してきたオケだが、いままであいにく聴く機会がなかった。今回の交響曲は今まで聴いてこなかった曲で、コンサート前に予習をしたばかりだったが、初めて聴いた生の演奏も熱気に溢れ、満足いくものだった。これを機にこの交響曲のCDを何枚か買い、お気に入りの一曲となった。また、群響もこれを機に、また聴きに行こうと思う。以前、シューマンの交響曲第2番で大阪フィルに客演したジェームス・デプリースト(この時のアダージョは絶品だった)が今月、群響にも客演するというので(曲はマーラーの交響曲第5番)、早速高崎まで足を運ぼうと思う。この組み合わせ、期待できそうだ。
その翌週、1月24日には地元で行われた第127回つくばコンサート・スティーヴン・コヴァセヴィッチのピアノ・コンサートに出かけた。コヴァセヴィッチはEMIレーベルで多くの録音をしており、私も知ってはいたが、興味のあるピアニストではなかった。それは、録音で聴く限り、硬派で堅実ではあるが、平凡な演奏をしているという印象があったからだ。地元に来ると知ってからも、いくら2500円でも行こうとは思わなかった(しかも、曲目未定!)。しかし、曲目が決定して驚いた。私が一番好きなピアノ・ソナタであるシューベルトの21番を弾くというのだ。前回、同じ地元のホールでこの曲を岡田博美という邦人ピアニストが弾くと聞いて、早速にチケットを取ったのだが、どうにも抜けられない用事があり、やむなく知人にチケットを譲ってしまったことがあった。それだけに、今回は逃したくなかった。
ステージに上がったコヴァセヴィッチは思っていた以上に小柄で人のよさそうな白髪のおじさんだった。前半のバッハのパルティータ第4番とベートーヴェンのソナタ第32番は居眠り半分だったが、後半のシューベルトは寝ている暇などなかった。これぞ世界的なピアニストと言わしめる表現の豊かさだった。間合いのうまさ、テンポの取り方、ピアノの強弱から来る表現の濃淡。このおっさん、伊達にピアノ弾いてるだけではないなと思った。30分を越える演奏中、まさに演奏に釘付け状態だった。生でこの曲の演奏を聴いてここまでよかったからには他のピアニストがこの曲を弾く機会があったらまた行くしかないだろう。さらに、その翌々週の2月6日、今度はヴァイオリン・リサイタルに足を運んだ。タズミン・リトルという英国の女流ヴァイオリニストのリサイタルだ。なぜ彼女のリサイタルに行ったか?それは現在目下作成中のエルガーのヴァイオリン・ソナタのページのなかで、最も注目すべき演奏は彼女の録音だったからだ。もちろん、エルガーだけではない。EMIに彼女が録音している協奏曲はどれも名演で気に入っていた。しかし、それは特筆するほどではなく、現役ヴァイオリニストのなかではしっかりと地に足の着いた自分好みの演奏をしているヴァイオリニストという程度の認識だった。しかし、このエルガーは凄い。壮絶だった。あっという間に私はリトルのファンになった。
リサイタルはモーツァルトのソナタ 変ロ長調 K.454、バッハのパルティータ第2番、そしていくつかの小品だった。正直言って、今回のリサイタルは本調子とは言いがたい気がした。それでもヤナーチェクの『ドゥムカ』やクライスラーの『中国の太鼓』での技術のすばらしさには目を見張った。ヴァイオリンの音色は豊かだし、テンポもすばらしい。どうしてエルガー弾いてくれないんだよ、なんて思っていた。
この日の演奏には完全なる満足は出来なかったが、そのあと喜ぶべきことがあった。もしや、と思いエルガーのCDジャケットを持参して行ったのだが、幸運なことに、リサイタル終了後、会場の売り場でCDを購入した人に限りサイン会が催されたのだ。サインが欲しかったので持っていないフィンジの協奏曲のCDを買い、行列に並び、自分の番がやってきた。ここではエルガーは売られていなかったが、持参したジャケットも合わせてリトル嬢に渡した。思いっきり緊張したが、慣れない英語で「このエルガーは、私のお気に入りなんですよ」と声をかけた。すると彼女は嬉しそうに「わあ!ありがとう!」と笑顔で答えてくれたのだ。まったく光栄だ。それまでもくもくとサインしていた彼女が見かけ以上にチャーミングな高い声で答えてくれた、その声が印象的だった。まあ、もう人妻さんなんですけどね・・・。それまで演奏家や芸能人にサインをもらうなんて何が楽しいのか?と内心思っていたが、その気持ちがよくわかった瞬間でもあった。なんだかミーハーな話になってしまったが、いずれのコンサートもそれぞれ違ったよい面があった。エルガーのページはもうしばらくお待ちください・・・(汗)。
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2003/11/16
エルガーの室内楽に室内楽を聴くようになった、というのは前回のWhat's New!でも記した通りですが、そのおかげで10月以降とっても散財。Berkshire Record Outletには何度も注文してしまったし、Amazon.co.ukにも何度か注文。後者はアウトレットではないので送料を考えると1枚2,000円以上にもなってしまい、このままでは破産宣告か?(って、俺はそんなに貧乏なのか!?)同時に収納場所も限界点に近づき、嫁さんの目が気になる今日この頃です。
それというのもエルガーのヴァイオリン・ソナタのおかげ。この曲がとても気に入り、少しでも気に入った演奏を見つけたい!といろいろな演奏を探して買っては聴いているうちに「この曲はそんなに有名じゃないから、録音の数も知れてるだろう。思いきって今入手できるものをすべて手に入れて、聴き比べしてやろう。」という気になってきて、最初は少ないと思っていたこの演奏もそろえ始めるとずいぶんな数になる。世界一CDが入手しやすい街と言われる(誰が言った?)東京で、都内の大手CDショップでもせいぜい2〜3種しか置いてないというのに、世界は広いなあ。いずれはエルガーのヴァイオリン・ソナタのページをこのホームページの一画に作ろうかと野望を抱いています。その手始めとして、先日銀座のヤマハで楽譜まで買ってきてしまった。そう複雑に弾いているように見えないこの曲でも、楽譜を見るとなかなか素人には手におえそうにありません。CD聴きながら音符をおっていくのが精一杯でした。エルガーの室内楽はこのあとのピアノ五重奏曲や弦楽四重奏曲も渋さ満点でたいへん気に入りました。これらの曲も含めてホームページの構想をすすめるため、本家であるこちらのページはしばらく更新がおろそかになるかもしれませんが、お許しください。
さて、先日は大阪に出張。土日の出張ということで、土曜はホテルに着けばいいだけなので、少し京都を見てきました。河原町で中華のハマムラに寄り、わら天神をまわって円通寺へ。あたりは住宅地として開発され始め、円通寺の借景を見られるのもそう長くないそう。拝観時間は4時までだったか、5時までだったかと不安を抱きつつ行くとそのどちらでもない、4時半まで。時計の針は4時25分を指していた。閉じかけた門から「まだ入れますか?」と聞く。4時半まででよければ、ということで借景を見せてもらった。薄く雲がかかり、夕刻だったためか、比叡山は遼線がようやく見えるくらいの不鮮明さだった。ここに初めて来た時、30分も同じ比叡山を見ていたのが懐かしい。
その後、叡山電車の木野駅まで出て鞍馬まで行くことにした。この日の前日から、叡山電車で紅葉ライトアップをはじめているのだ。線路沿いの紅葉に夕刻からライトをあて、そのなかを電車が走る、という趣向だ。円通寺から木野駅まで歩くうちに日はとっぷり暮れ、よい時間になってきた。誰もいない木野駅に電車が入ってくる。車両は紅葉ライトアップが見やすいよう、天井まで開放的なガラス窓になっている。市原の駅を出ると乗客もめっきり減り、静寂となる。車掌が紅葉ライトアップについて放送し、照明を消す。一瞬真っ暗になったかと思うと、両側に紅葉したもみじが浮かび上がった。
京都のこのあたり、都心からそうは離れていないのに、とても静かで、どこか故郷を思い出す。揺られる電車に乗りながら、そう思った。
2003/11/03
室内楽の世界への誘い今年の夏以降、どうも自分の聴く音楽の傾向が変わった。交響曲中心から室内楽中心に移ってきているのだ。きっかけはチェロの低い厚みのある音に興味をもち、バッハの無伴奏チェロ組曲や今まで聴くことのなかったチェロ・ソナタを聴くようになってからだった。やがてバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタにも興味を持ち始め、さらに、先月追い討ちをかけるように『のだめカンタービレ』でエルガーのヴァイオリン・ソナタが登場してきて、聴いてみようということになり、同曲を聴くと同時にカップリングのフランクのヴァイオリン・ソナタやエルガーのピアノ五重奏曲などを聴くようになってきた。これが一時的な現象なのか、音楽の嗜好が変わる大きな流れなのかは自分でもわからないが、以前より幅広い音楽を聴けるようになって自分では満足している。室内楽や器楽曲を聴くようになっても交響曲を聴くのが嫌になったわけではないし、両方を同時に楽しめるような協奏曲も、前にも増して面白みが見えるようになってきた。とにかく、聴く楽しみ、読む楽しみ、書く楽しみ、買う楽しみが増えたことはいいことです。でも、財布は強烈に痛い状況が続いております(違うジャンルに手を出すんだから当然か)。
音楽に関する本も読んでみたいな、ということになり、書店などを見てみるがどうも高い。1冊が1,000円から、高いものでは5,000円を越える。古書街で探すのも時間がないし、ネットで探しているとお目当ての本が見つかった。 オペラ・パラダイス という店で、どうやら脱サラした方がやっているネット・ショップらしいがなかなか興味深い本が多く、もう1冊、もう1冊と選んで注文してしまった。早速翌々日に送られてきた本をみるとなかなか状態もよい。包装したテープを剥がしやすいようにテープに一つ一つ折り目を付けてくれていたりと細かい心遣いに感激してみたり。だからというわけではないが、景気も悪いここ数年、決して大儲けできる商売ではないけれど、こういう地道でお客さんの立場に立って売ってくれる良心的な店に出会うと応援したくなってきます。すっかり秋めいてきましたが音楽の秋とともに、読書の秋となりますかどうか。結局聴きながら読みながら食べて、太ってしまった上に年末の忘年会シーズン、ってことだけは避けたいですが。
さて、今回は先日聴いてきた 【Concert Report】第126回つくばコンサート〜スクロヴァチェフスキのブルックナー交響曲第8番〜 のレポートをします。実演に接することで、ブルックナーをさらに知ることができました。
2003/10/14
のだめ♪♪カンタービレ先日、とあるCDショップのクラシック売場に行くと、『のだめカンタービレ』なんていうCDが出ていた。最初『のためカンタービレ』と読んでしまい、「へ?誰のためのかんたーびれ?」などと思ったが、よく見ると『のだめ〜』で、講談社の少女コミックのイメージアルバムと書かれており、曲目はクラシック曲の抜粋だったので、「ふ〜ん、コミックとタイアップしたクラシックCDかぁ」と、まあ、たいして気にも留めずにCDを棚に戻した。数日後、石丸電気でCDを買ったときについてきたフリーペーパー 『マギィ』 10月号を読んでいると、『のだめ〜』の作者のインタビューやクラシカル・サイドからの記事が載っており、なんだか気になり始めた。
少女マンガなんて買ったことないのだが、表紙もきれいだったので、思いきって買ってみた(ちょっと勇気いったが)。これがなかなかおもしろい。少女マンガ&クラシックということで、ショパンとか、ベトベン(笑)の三大ピアノ・ソナタのような超有名曲で攻めてくると思いきや、これが違う。モーツァルトの連弾曲、エルガーのヴァイオリン・ソナタ、リストのメフィスト・ワルツなど、ちょっと通好みな選曲。正直言ってこの3曲なんて聴いたことないデスヨ。しかも、作者はこれまでクラシックに詳しかったというわけではない方、現役音大生に取材したり、自分で勉強して書きあげているらしい。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を主人公「のだめ」こと野田恵があこがれる先輩・千秋が弾くことになり、彼が有名な指揮者・シュトレーゼマンに演奏の指導を受けるくだりがある。
「千秋、それじゃあ速すぎデ〜ス! もう少し遅く弾いてくだサイ!(中略)千秋は速く弾くと音が軽くなるしあっさりしすぎデス! 色気なしデス!」
この部分など、なんだかとても共感できた。ラフマニノフは、やっぱりこうあるべきだよね〜(笑)私も音楽のことは詳しくないし、楽譜を読むのに時間がかかるし、実際中学校までやっていた楽器では楽譜を読むよりも耳で聴いて覚えることが多かった。それで、わからないところを楽譜で補足するという感じ。主人公「のだめ」も楽譜は苦手、耳で聴いて、感性で自分流に演奏していく。でも、彼女は私が持っていない部分をたくさん持っている。なんだか彼女の気持ちがわかるのと同時に、彼女との違いが悔しくて、コミックの中の人物に複雑な感情を抱いたり。とにかく、これからが気になるマンガです。今月10日に第7巻が発売されましたが、一番気に入ってるのは今のところ6巻の表紙ということで、このページに載せてみました(前回に続いて、本を紹介してしまった!)。こういうマンガがクラシックを聴き始めるきっかけになったり、いまいちお堅いクラシックのイメージを払拭する役割を果たしてくれると嬉しいですね。ぜひ一読されることをオススメします。
前回のWhat's New!でお伝えしましたが、沖縄に行ってきました。そこで、今回は"Essay"コーナーに 沖縄紀行 と題して簡単な旅行記を書きました。ずいぶん駆け足で書いてしまった・・・。ここで紹介した『きっぱん』というお菓子。故・向田邦子も好きだったというこのお菓子、京都の大徳寺のお茶会にも出されたことがあるそうで、柑橘の香りと上品な甘さ、そしてほろ苦さがとっても美味です。お茶請けにとてもいいと思います。
『のだめカンタービレ』 二ノ宮知子 著(講談社 キスコミックス)
2003/09/01
・・・人だけが食べている今春から通勤時間が異常に長くなったこともあって、本を読むことが多くなった。と言っても、行きは貴重な睡眠時間の補完として延々居眠りを続けているし、帰りも疲れてしまえば本を読む気にもならないからそう読む数が多いわけでもないのだが、もともと本を読むことが減っていたためか、その程度の本読みでも本棚の埋まるスピードが前と比べて格段に早くなった。読む本はやっぱり京都モノが多い。それも固めに歴史を語ったものよりは軽いエッセイ調のもの。料理や住まい、京都人気質などのものが大半だ。そんな本のなかに入江敦彦著の『京都人だけが食べている』という本があった。いわゆる京料理とか京土産ではなく、地元の人に支持されているようなちょっとおつな食べ物が紹介されていて、「ああ、これこれ、俺もおいしいと思ったよ〜」という食べ物が紹介されているかと思えば、「え、こんなんあったんだ」と京都にいたうちに食べなかったことを後悔させられるような食べ物が紹介されていたりで、5月に京都に行った際にこの本に紹介されていた店に何件も寄ってしまった。
さて、話が変わるようだが、4月から同期が一人、沖縄に転勤となった。当初は「沖縄に転勤なんてご苦労やな〜」と思っていたが、先日久しぶりに彼にメールしてみるとなんとも生き生きしていて、ごちゃごちゃした東京に転勤を命じられた自分よりなんだか楽しそうだ。俺も沖縄行きたいよ〜などと話しているとぜひ来いということで、9月の夏休みに沖縄に行くことが決まった。沖縄に行く予習でもしようと、仕事帰りに銀座にある 『沖縄わしたショップ』 に寄った。沖縄の食べ物からお酒、民芸品、本、CDなど、沖縄に行かずとも沖縄を味わえる店で、銀座以外にも全国に支店があるらしい。沖縄そばや、黒糖、シークァーサージュースなどを衝動的に買い込んでしまったわけだが、そこでこんな本を見つけた。『沖縄の人だけが食べている』・・・あれ、どっかで見たような本だな〜。そう、『京都人だけが食べている』と外見、装丁、サイズまで、まるでそっくりなのである。さらに、本文中のレイアウトなど、ほとんど同じ! でも、著者も出版社も違う。『沖縄〜』のほうは『京都〜』より1年後の出版である。これはパクったね、と思いつつ、どうにも憎めない(笑)。ちょっと立ち読みするとなかなか楽しそうな内容だ。二日ほどで読みきってしまったが、あれも食べたいしこれも食べたいというものがたくさん。沖縄に行く楽しみが増えた。
今日は"musik"で アルペジオーネ・ソナタを聴く (4)シャフラン編、(5)ペレーニ編、(6)トルトゥリエ編 を更新しました。沖縄か、ムフフ、楽しみ、といった今日この頃でありました。
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(左)『沖縄の人だけが食べている』 仲村清司 著(夏目書房) / (右)『京都人だけが食べている』 入江敦彦 著(WAVE出版)
2003/06/23
今を生きてるっていうことか?梅雨の中休みといったところでしょうか。土日に中休みしてくれるのは本当にありがたい。洗濯できるし。こんなに天気がいいとふと忘れてしまいますが、明日、6月24日は高野悦子の24周忌。24日未明に亡くなったということは、正確に言えば今日の深夜、午前2時36分に今はないあの踏切で亡くなったということ。あの時間帯にしとしと振る雨は、どうも落ち着きません。ただ、もうあれから24年も経って、事実が風化しているんだな、ということは常に感じます。私もいろいろ書こうとしているだけで無為に年月は経ち、そのまま風化させてる一人なのかもしれません。
今回は"Musik"で精緻なのにロマンティックなブロンフマンのラフマニノフと題して更新しました。ブロンフマン、これからも注目のピアニストになりそうです。ラフマニノフ以外にはプロコフィエフやバルトークのCDも出ていて、早速買い込んでますが、正直言って、もっとロマン派のピアノ曲や協奏曲も録音してほしいと思います。ラフマニノフも「パガニーニの主題〜」つきで全集出してくれればいいのに。ソニーはほんとに中途半端だなぁ、もう。
"kyoto"に先日お呼ばれした結婚式で京都に行ってきたときの報告を「京都買い歩き&食べ歩き」と題し、その第1回として いけずの行方 〜一条御前界隈〜千本釈迦堂〜北山 部分を更新しました。京都の人は、よくおっとりしてると言われますが、正直、かなり自己主張強いと思います。観光客と言えども、学生と言えどもそれをうまくあしらっていかないと、京都と長く付き合うのはたいへんです。あしらったつもりが逆にうまいことあしらわれて気づいたらもういない、っていうことが多いんですがね(苦笑)。
2003/05/26
大人の京都?だったらこどもでいい東京に通うようになり、通勤時間が長くなって、本を読むようになった。それも、軽くてささーっと読めるもの。京都に関わる本を読みたいと思い、ガイド風旅行記や純文学も含めてセレクトしようと思うのだが、意外に疲れた通勤時には読むのがしんどい。しかしながら、読み易い本を見つけた。入江敦彦という西陣生まれでロンドンに暮らす人の本。作家というわけではないらしいのだが、それがかえっていいらしい。西陣がベースなので共感できる部分も多い。なんと言ってもいい人ぶらないいけずぅな感じが好感持てる(って、作戦にやられたか)。ともかくも、自分の感じていた足し引きしていない京都と近い。大人の京都?本物の贅沢?そんなんやったらこどもでもいいし、贅沢でなくてもけっこう。おいおい感想も書けていけたら、と思います。
今回は"kyoto"に京都とマクドナルドとコンビニとと題して更新しました。来週は京都での結婚式にお呼ばれしています。実に1年2ヶ月ぶりの京都。これ以上は増えていないことを望みます。
2003/04/30
GW法(正式名称:四月最終週及び五月第一週の休日に関する法律?)の制定を!2月17日以来の更新です。この間世間ではイラク戦争が始まって終わってしまったというほど長い間の更新なし記録。こういうことを毎年繰り返すからお客さんが来ないんだろうなー。とりあえず、自分が客商売に向いてないってことだけはわかった。これだけ長い間ほったらかしだったのは、仕事の方が大きく動いてしまったから。今まで片道自転車で20分の快適通勤ライフだったのがバスと電車2本を乗り継ぎ、2時間もの通勤。仕事も一気に増え、帰りも遅くなりました。こんな時に限ってプライベートでもトラブル発生で土日はそっちの方で潰れるしでとてもホームページどころではなかったのです。
で、ゴールデンウィーク。ようやくどっちもひと段落です。今年は曜日配列最悪のゴールデンウィーク。4月の最終週と5月の第一週は休みとか、そういう法案通せよ、とか思いますが。統一地方選もあることだし(?)完全にゴロゴロうちでのんびりするお休みに決定(といっても暦通りなので連休に毛が生えた程度のものですが)。 特にやることもないので近所の電気屋に行ったらSONYのSRS-Z1というアクティブ・スピーカーを衝動買い。4年も前に発売されたスピーカーですが、寝室用のサブ・システムがほしかったので意を決して買いました。これでも旅行行った思えば安い買い物だし。オーディオのページに追加してみました。
今回の更新は"Musik"で陽気なメキシカン・バティスのシューマン。これが意外にいいんだわ。
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